先日、雪山デビューを果たしてきて、新しい発見がありました。それは…、


アルパインサーモボトルめっちゃ便利!

です!

寒い中で、熱い飲み物がいつでも飲めるのもいいですし、保温性が高いのでお湯を使った料理もすぐにできます。


モンベルから出ているアルパインサーモボトルは、350、500、750、900mLの4つがありますが、なかでも500mLの使い勝手が良く、大満足の買い物でした。

今回は、アルパインサーモボトルについて使用レビューとおすすめのポイントをお伝えできればと思います!


アルパインサーモボトルについて

大きさ、重さなどのスペック

まずは、スペックを見ていきましょう!(スクロールできます)

容量350mL500mL750mL900mL
大きさ直径7×高さ18.5cm直径7×高さ24cm直径7.9×高さ26cm直径7.9×高さ30cm
重量240g265g360g380g
耐熱・耐寒内外栓 100℃/-20℃
パッキン150℃/-40℃
内外栓 100℃/-20℃
パッキン150℃/-40℃
内外栓 100℃/-20℃
パッキン150℃/-40℃
内外栓 100℃/-20℃
パッキン150℃/-40℃
保温力*スタート 95℃
6時間後 74℃ <
24時間後 46℃ <
スタート 95℃
6時間後 78℃ <
24時間後 51℃ <
スタート 95℃
6時間後 80℃ <
24時間後 56℃ <
スタート 95℃
6時間後 81℃ <
24時間後 61℃ <
保冷力*スタート 4℃
6時間後 10℃ >
24時間後 14℃ >
スタート 4℃
6時間後 8℃ >
24時間後 12℃ >
スタート 4℃
6時間後 8℃ >
24時間後 11℃ >
スタート 4℃
6時間後 7℃ >
24時間後 10℃ >
*20度の室内で放置した場合

他メーカーの魔法瓶との違い

また、他のメーカーとはどのように違うのかを調べてみました!

比較した商品はすべて容量500mLで、コップタイプのものです。

メーカーモンベルタイガー象印
商品名アルパインサーモボトルMSC-C050SV-GR50
容量500mL500mL500mL
大きさ直径7×高さ24cm直径6.8×高さ23.8cm直径7×高さ22.5cm
重量265g360g270g
価格3850円**2650円**2440円**
耐熱・耐寒内外栓 100℃/-20℃
パッキン150℃/-40℃
--
保温力*スタート 95℃
6時間後 78℃ <
24時間後 51℃ <
スタート 95℃
6時間後 74℃ <
24時間後 48℃ <
スタート 95℃
6時間後 76℃ <
24時間後 48℃ <
保冷力*スタート 4℃
6時間後 8℃ >
スタート 4℃
6時間後 8℃ >
スタート 4℃
6時間後 8℃ >
*20度の室内で放置した場合  **ヨドバシ価格(2022.1現在)

お値段は少し張ってしまいますが、性能では他の魔法瓶以上のスペックとなっています!

さらに、同じく山を登る方に向けた、サーモスの「山専用ボトル」とも比較してみます。

メーカーモンベルサーモス
商品名アルパインサーモボトル山専用ボトル
容量500mL500mL
大きさ直径7×高さ24cm直径7×高さ23.5cm
重量265g280g
価格3850円**5440円**
耐熱・耐寒内外栓 100℃/-20℃
パッキン150℃/-40℃
-
保温力*スタート 95℃
6時間後 78℃ <
スタート 95℃
6時間後 77℃ <
保冷力*スタート 4℃
6時間後 8℃ >
スタート 4℃
6時間後 10℃ >
*20度の室内で放置した場合  **ヨドバシ価格(2022.1現在)

大きさではサーモスに軍配があがりますが、全体的にアルパインサーモボトルの方が性能も良く、なにより安いです!

重さに関しては、山専用ボトルのボディリングとソコカバーという倒したときの衝撃を防ぐパーツを外すことで、260gにまで軽量化できます。


コスパの良さではやはり、モンベルは強いですね…!


アルパインサーモボトルの使用レビュー

実際にアルパインサーモボトルを登山で使ってみましたので、その感想をお伝えします!

滋賀県の綿向山の雪山登山で使いました!

僕が「めっちゃいい…!」と感じたのは2022年1月に登った、綿向山の雪山登山の時でした。

すごく気持ちいい景色でした!

この日は、朝の登山口の気温がすでにマイナス4℃を示していて、雪山登山が初めての僕は、

「山頂の寒さヤバいんじゃないか…?」

と怯えていたのですが、

落ち着くためにアルパインサーモボトルから温かい白湯を飲んだら、

「熱ッッつ!!!」

と舌が火傷するぐらい熱かったです。

保温効果がすご過ぎて、まともに飲めません笑

ほどよい熱さに冷ましてからボトルに入れるのをおすすめします…!


カップ麺を食べるときに使えて便利

登山口では牙を剥いてきましたが、山頂のお昼時には心強い味方になってくれました。

BIGサイズでも余裕で足ります!

アルパインサーモボトルは保温性がとにかく高いので、6時間以上経った後でもアツアツのままです。

カップ麺も余裕でできちゃいます!

バーナーなどでわざわざ沸かさなくてもできるので、日帰り登山で重宝しています。


ご飯+ホットドリンクでちょうどなくなる量

0.5Lサイズは1食+ホットドリンク1杯でちょうどなくなる量で、余分に残らないのも良かったです。

  • アルファ米(160mL)+フリーズドライカレー(150mL)+コーヒー(190mL)
  • カップヌードル(300mL)+お茶(200mL)

など、500mLだとご飯のタイミングや休憩時のホットドリンクで使い切ることができ、帰りのザックが軽くなります。

アルファ米は5年持つので、災害時の非常食としても役立ちます。

山で食べるカレーとラーメンはなんであんなに美味しいのでしょう…。


秋冬に活躍してくれる良い相棒になります。


0.5Lをおすすめするポイント

ここからは、数あるサイズの中でも0.5Lで良かったなと思うポイントを紹介していきます!

日帰りで使いやすい

僕は日帰り登山が多いこともあり、0.5Lがちょうど良いと感じています。

山行中は暑くて冷たい水を多く飲むので、お湯の活躍どころは山頂のお昼ご飯小休憩時で寒くなったタイミングです。

大体2回くらい使うと考えると、0.5Lが多すぎず少なすぎずで自分にフィットしています。


お湯で作る料理は500mLあれば大体できる

登山では食事の時にお湯を使うことが多いですよね。

500mLあれば、たいていの料理を作れます。


先ほど挙げたカレーセットやカップ麺もそうですし、他にもよく食べられる、

  • マルタイ 棒ラーメン(450mL)
  • マルコメ 生みそ汁 料亭の味(160mL)
  • アマノフーズ リゾット(150mL)
  • 日清 カレーメシ(230mL)

なども十分できます。


どん兵衛などの大きめのカップ麺でも、問題なく作れるので必要十分なサイズだと思います!


普通のアルパインサーモボトルとアクティブはどちらがいい?

アルパインサーモボトルには、通常のコップ型と飲み口がついていて、直接飲めるアクティブの2種類あります。

僕のおすすめとしては、

ホットを飲むのであれば、通常のアルパインサーモボトル

アイスを飲むのであれば、アクティブ

が良いと思います!

一度、ホットを入れて直接飲んだのですが、とても飲める熱さじゃないです笑

自販機のホットは55℃に設定されているので、アクティブでホットを飲む方は、少し冷まして60℃くらいになったものを入れると山行中でも快適に飲めます。


通常からアクティブに交換できる「交換用アクティブリッド」が別売りであるので、両方買っておいて使い分けるのも良いと思います!


アルパインサーモボトルは、登山のお湯問題を解決してくれる優秀なアイテム!

最近僕が買った登山アイテムの中でも、アルパインサーモボトルはいい買い物だと自信をもっておすすめできます!

わざわざクッカーでお湯を沸かしていた日々と、おさらばできたのは嬉しいです笑

危険度の低い山での日帰り登山であれば、ボトルのみでクッカーもバーナーもガスもいらないので、荷物の軽量化ができます。


快適な登山の一助になれば、嬉しいです。

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