日本百名山踏破の旅、最初の1座目は滋賀県最高峰の「伊吹山(いぶきやま)」に登ってきました!
登山初心者には、なかなか疲れる長い道のりでしたが、なんとか登頂できました…。
伊吹山は1合目以降は草原となり、高い木々が少ないので景色がとても良い山です。
しかし、その分日光をずっと浴びてしまうので、日焼けには注意してください!
夏の日中に登るのは辛いこともあり、伊吹山は夜に登山をするナイトハイクが人気になっています。
今回は、登山初心者の僕が伊吹山について、初心者目線で感想を述べていきます!
伊吹山の概要
標高 | 1377m |
登山適期 | 4月上旬〜11月中旬 |
難易度 | ★★☆☆☆(伊吹山登山口ルート) |
行動時間 | 6時間35分 |
トイレ | 1合目、3合目、山頂 |
駐車場 | 伊吹山登山口前(500円)、周辺多数あり |
入山協力金 | 300円 |
備考 | 日本百名山、滋賀県最高峰 |
伊吹山は滋賀県米原市、岐阜県揖斐(いび)郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる1377mの山です。
全体的に歩きやすい道が続くので初心者でも問題なく登れますが、8合目あたりから岩場になり、浮石も多いので慎重に歩くことをおすすめします。
伊吹山登山口前に駐車場(5台程度)があり、周辺にも駐車場が多いので車でのアクセスは良好です。
今回の登山ルート&レポート
登山ルート(伊吹山登山口)
今回は、伊吹山登山口から山頂まで登るルートを行きました!
日程:2021年10月31日
登山ルート
伊吹山登山口 → 一合目 伊吹高原荘 → 二合目 ロッジ山 → 三合目 中山再次郎の銅像 → 六合目 避難小屋 → 伊吹山頂上 (帰りも同ルート)
登山レポート
2021年10月31日の夜12時から、友人2人とナイトハイクで登りはじめました。
10月下旬の夜はもうかなり寒くなっていて、防寒対策もしっかりして登りはじめたのですが、すぐに暑くなりアウターを脱ぐことに。
まだまだ自分に合ったレイヤリングも分かっていません…笑
暗い中での登山なので足元が見えづらく、浮石を踏んでバランスを崩す時もあり、トレッキングポールが欲しい!と切実に思いました。
友人の1人はその辺にあった長い木を杖がわりに使って登っていて、ちょっと羨ましかったです。
1合目を抜けると、とても歩きやすい草原道になりました。
曇りでしたがところどころ晴れ間もあり、星もキラキラと見えていて気持ちよかったです!
高い木々もなくなるので、振り返ると夜景も綺麗に見えます。
3合目、6合目とどんどん登っていき、伊吹山山頂付近まではつづら折りの道が続いていきます。
山頂に近づくほどにどんどん岩場になってきて、登りづらさが増していきます。
8合目を過ぎたあたりの道はこのようになっています。
手も使わないと登りにくいほど急な岩場も出てくるので、しっかりした登山靴が欲しくなりました。
体力が無さ過ぎて、途中から「2回つづら折りを過ぎたら休憩!」というルールを設けてました笑
もっとトレーニングして、2022年の夏にはアルプス縦走ができるようになりたいですね!
登山開始から4時間ほどで山頂に到着しました!
山頂のトイレはとても綺麗です。
山頂に着いて、ちょっとゆっくりすると急に寒さがやってきて、ブルブル震えながらご飯を食べてました。
登山は行動時と休憩時の体感温度の差がすごくて、レイヤリングが本当に大事なんだなぁと身を持って知りました。
今回は星空を眺める目的で登ったのですが、あいにくの曇りで星は見れなさそうだったので、早めに下りることに。
下りる途中で空が明るくなってきて、初めてススキが綺麗に咲いてるのに気づきました笑
3時間弱で登山口まで着きました。
春から夏にかけては花も綺麗に咲いているみたいなので、また登りに行きたいですね!
帰りは温泉に入って、弦乃月さんのラーメンを食べて、疲れを癒して帰りました。
伊吹山に登山初心者が登った感想
整備が行き届いていて、初心者でも安心
伊吹山は標高差1200mほどあり、本格的な登山が楽しめます。
なおかつ整備が行き届いているので、これからレベルアップをしていきたい初心者向きの良い山だと感じました!
高い木が無いので景色がいい
伊吹山は、高い木々が少なく眺めのいい道を登っていくことになります。
登れば登るほど滋賀の街並みがどんどん綺麗に見えていき、楽しかったです。
ナイトハイクだと夜景も見えるので、また違った景色を楽しめます!
登山用ザックで登りやすさが全然違う
今回、初めて登山用ザック(ミレー SAAS FEE 30+5)を背負って登ったのですが、普通のリュックと全然違うのに驚きました!
普通のリュックと違ってウエストベルトを留めるので、肩だけでなく腰でもザックを背負えて、とても快適です。
「こんなにも違うんだ…」と一人で感動していました笑
伊吹山は、コースタイムが6時間以上の長い登山となるので、バテないように装備にも気を使っていきたいですね!
8合目〜9合目の岩場が急なので注意
伊吹山は登りやすいのですが、8合目くらいから岩場になり、中には手を使って登りたくなるほど急な斜面もあります。
岩もゴツゴツしてるので、手を怪我したくない方は手袋を持っていくと良いかもしれません。
凸凹道でも平気な登山靴が欲しくなった
岩場を登っていて思ったことが、
「足の裏がしんどい」
でした笑
薄い靴のソールで岩の尖った部分を踏んでいると、足が疲れてしまいました…!
僕の靴が間に合わせの安い登山靴なので、ソールの硬いしっかりした登山靴が欲しいです。
追記:登山靴(AKU SUPERALP NBK GTX)を買いました!これでバンバン山に登れます!
伊吹山登山であった方がいいもの
トレッキングポール
登山始めたての方にとっては長時間の山行となるので、膝に痛みを感じたり、バテてしまうかもしれません。
そんな時にトレッキングポールがあると、負担を軽減できて楽に歩けます。
僕はまだトレッキングポールを持ってないので、本当に欲しくなりました…!
登山靴
もちろん普通の運動靴でも登れる山ではありますが、普通の靴を履いていた僕の友人は下山時に「足が痛い」と言って、つらそうにしていました。
登山靴はソールが硬く凸凹で滑らないようにしていたり、足首をかっちり固定して怪我からも守ってくれるので、あると快適だと思います。
帽子&日焼け止め
伊吹山で忘れてはいけないのが帽子と日焼け止め!
高い木が少ないため日陰がなく、直射日光がガンガンに降り注いで来るので、帽子と日焼け止めの日光対策はした方が良いです!
僕が持って行った装備を紹介
最後に今回の登山で僕が持って行った装備を紹介します!
百名山の登頂とともに装備が洗練されていく様子も見てもらえたら嬉しいです!笑
リーズナブルなワークマンで揃えています。
装備一覧
- ザック(ミレー SAAS FEE 30+5)
- レインウェア(ワークマン)
- 速乾タオル
- 帽子
- ソフトシェル(ワークマン)
- パンツ(ワークマン)
- インナー(ワークマン、TESLA)
- 手袋(ワークマン)
- ソックス(CARAVAN RLメリノ・レトロトレッキング)
- タイツ(アンダーアーマー)
- コッヘル(DUG POT-M DG-0207)
- バーナー(EPI gas APSA-III STOVE)
- カメラ(Nikon Z6)
- レンズ(Nikon 50mm f/1.8、Tokina 11-26mm f/2.8)
- 360度カメラ(RICOH THETA Z1)
- 三脚
- ヘッドライト、ライト、予備電池
- エマージェンシーシート
- モバイルバッテリー
- 常備薬、ゴミ袋
伊吹山はこれから本格的に登山をする人におすすめの山
伊吹山は登山口との標高差が大きく、距離もそこそこあるので、登山のトレーニングにうってつけの山です!
ナイトハイクや冬の雪山登山など、色々な登山を楽しめることもあり、また行きたいなぁと思っています。
次は春から夏にかけて花や草原を楽しみながら登りたいです!